なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

急性心筋梗塞

1640、夕食の支度をしている最中に母が心臓発作を起こす。(ただ俺がそうであったように、それが心臓発作だという自覚がなかったようだ)

1720、妹に付き添われて自歩で病院に向かうが路上で転倒し頭部に裂傷、通りがかりの人が救急車を呼んでくれたとのこと。妹からの連絡が俺に入る。俺から父の携帯に掛けるが出ない、家に置っぱのようだ。主だった親戚に電話で連絡を取り始める。

1740、母と妹が救急車で市立病院に到着。

1820、俺が市立病院に到着。医師からの説明を受ける。症状、検査結果から急性心筋梗塞の可能性大、心臓カテーテルよる血管造影とPTCAが必要だが、今日は市立病院では出来ないので出来る病院に移送するとのこと。そして母と面会、酸素吸入されていたが意識あり。母は開口一番へそくりの場所を教えてくれた。

1840、府立救急救命センターに救急車で移送、妹と同乗させてもらう。

1900、府立救急救命センター到着、転倒時に強打裂傷した頭部のCTを含む各種検査。

1910、医師の説明を受ける。心臓カテーテル心筋梗塞こと、俺が経験者で3日前にやって来た事を伝えて専門的な説明はパスしてもらう。カテーテル治療に関する同意書にサイン。

1915、CTの結果は良好との事、心臓カテーテル検査&手術開始。 親戚が集まり始める、が肝心の父がまだ捕まらない。

2230、心カテ終了。X線−TV室で母と面会、医師から病状の説明。狭窄箇所は全部で4カ所、そのうち今回の発作の原因の閉塞した箇所は2カ所でこれにはステントを留置した。治療中に10秒程度心停止が1回あり。俺の時に比べれば遥かに重症で、3時間掛かったことにもうなづける。医師の説明を受けているところでようやく父が到着。ICUに移送するとの事で待合室へ。 父に『いったいどこ行ってたんだよ?』、『映画観ててん』、『何観たん?』、『NANA』、俺が勧めたのが悪かったんだと軽く自己嫌悪に陥る。

2320、ICUでの面会に呼ばれるまで40分位またされる。母はICUの中でも一番奥の重症患者用のガラスの個室にいた。心臓カテーテルを鼠径部から入れた関係で導尿カテーテルされていた。母は言った、『もう遅いから帰っていいよ』。医師の説明、看護師からの入院の説明を受ける。

2340、帰投。