なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

母へのプレゼント

【送料無料】ソニー TV/FM/AM PLLシンセサイザーポータブルラジオ(ゴールド)ICF-A100VN[ICFA100VN]

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リビングに置いてあるMDラジカセで母はAM放送を聞いたりするのだが、ボタンやジョグがいっぱいあって操作中に変なモード入ったり、誤って周波数プリセットをリセットしてしまったりして、その度に俺が帰ってくるまで聞けなくて困っていた。と云うわけで、この高齢者向けのラジオを買って来た。

ソニーってすぐ壊れるような気がするので、俺としては避けたい家電メーカーなんだけれど、ユーザーインターフェースとデザインは国内メーカーではトップクラスだ。このラジオも地域名と放送局名が書かれたシートを差し込んで電源を入れれば初回は自動的にプリセットが実行され、以後は十字ボタンの上下でバンド切り替え、左右で選局すればシート上の局名がバックライトで照らし出されるという見慣れないが判りやすい操作方法。音量はボタンよりもコストが掛かる可変ボリュームのつまみに1〜10の目盛りがあり、機械式の3点スイッチによる音質切り替えは普通モード、ノイズ低減モード、高齢者向けという事で高音強調モードがある。電池もイヤホンも付属していて本体にイヤホンを格納しておくドアポケットもある。この辺りは企画段階から入院患者へのお見舞いを想定していたのではないだろうか。そして意外なところでコストが削られていた、筐体は横長なので当然ステレオだと思っていたらスピーカーは8cmのフルレンジが1発、なんとモノラルなのである。試しにイヤホン端子にステレオイヤホンのジャックを刺してみたが、見事に左側しか音が出なかった。俺はちょっと寂しい気もするが、思い切って割り切ってこのラジオの目的を考えればステレオである必要はないのである。 しかし、8〜9千円強の値段は部品コストと操作性を考えてもちょっと高いような気がする。 実はパナソニックに同価格帯で大きさも同じくらいでステレオのラジオもあったのだが、LCDパネルとボタンによる操作はソニーを見た後では気後れして触る事もしなかった。 結果的に他のメーカーにはこのラジオの競合商品がないのである。

可動部品が増えれば増える程故障率が上がるのは仕方ないんだけど、消費者としてはこういう商品を製品製造に信頼出来るメーカーに作ってもらいたいです。

さて、母もすぐに使い方を飲み込んだようで喜んでくれました。 ソニータイマーが発動するまで後1年と1日だけど、それまで母を楽しませてあげてほしい。