なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

ひいろ (2006,日本)


なんばパークスシネマ、スクリーン4で鑑賞。
中国残留日本人孤児という重たいテーマを持ちつつも、軽い感じで仕上げてあります。そのせいかドラマに深みがないというか、盛り上がらないというか、はっきり云ってつまらなかったです。
主人公彩陽役の女優さん、中国のシーンでは普通に中国語を話していて、日本ではカタコトの日本語。 てっきり中国人だと思っていたらエンドロールで最初に出た名前は、”小崎さよ”。 事務所のプロフィールを見てみたら愛知県出身で特技が中国語(独学)だった。俺には判らなかったが中国語もカタコトだったのだろうか。。。
ルー大柴が普段TVで見せているキャラクターをおとなしめにしただけの演技だったのが残念。あのキャラクターで通すか、それとも普段は見せないシリアスな演技を観たかったです。
久しぶりに見た南田洋子がすっかりお年を召していました。でも、お元気そうでなによりです。
http://www.hiiro-movie.jp/

2009/10/21追記、
南田洋子さんお亡くなりになり、映画ではこの作品が遺作になりました。