なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

たこ焼き

朝から父が『たこ焼き食べたい、家で焼きたい』と言い出した。 その日放送された NHK(多分大阪ローカル)の『ルソンの壺』でたこ焼き器メーカーを取り上げていたのにインスパイアされたっぽい。ところが我が家は約30年前に家を改築してから家でたこ焼きをした記憶がないので、たこ焼き用の鉄板も無くなっていると思っていた。たこ焼きの鉄板と云えば大阪では一家に一枚にマストアイテムなのだが、我が家には無いと思っていたので道具筋を通る度に買って帰ろうかと考えていた程だった。 それがなんと30年振りにキッチンの奥底から出て来たのである。俺はもうそれだけで嬉しかった。
そして夕食でタコパー(たこ焼きパーティ)になったのだが、結局我が家の誰一人としてちゃんとしたたこ焼きを焼ける人が居ない事が分かった。 カタチは不細工でも味がよければいいのですが、我が家に限ってそんな事はなく、母の味付けした後に更に父が味付けした粉は大失敗でありました。
そして、再びたこ焼きの鉄板はキッチンの奥深くで長い長い眠りに着きましたとさ。めでたしめでたし。っと。