2008-06-27 エレベータ 樹 昔君が僕に隠していたその気持ちを、今は僕が君に隠さなくてはいけない。あの日の君の胸の痛みは、今僕の心を押し潰そうとする。 見届けなくても判る、そのエレベータは僕を残したまま君を乗せては上に行ってしまった。