自転車に乗ったその女性、話方や表情が不自然で顔中傷跡だらけだったので、ただの道案内ではなく特別な手助けが必要な人だとはすぐに判りました。話を聞いてみると近畿大学の近くにある病院に入院していて所用で外出してきたらしいのですが、帰り道が判らなくなってしまったそうです。私は初めて見たのですが、病院の住所と電話番号、病棟の番号、患者名が書かれた迷子カード的なものを見せてくれたのでその病院に電話を掛けてあげて状況を説明した上で、彼女に代わってあげたのですが、近畿大学か長瀬駅を目指して戻るように言われたようだったので、iPhoneで地図を見ながら道順を説明して別れる。