なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

面会

ここ数日続いた大雨のせいか、面会室に表れた妹は寝起きだった。口数は少なく差し入れを渡したらすぐに病室に戻ろうとしたが、私の飲みものを見つけて「じゃあそれ飲むまで待っといたるわ」と言った。
今日は七月七日の七夕でエレベータホールに笹飾りがあったので「短冊に何か願い事書いたの?」と聞くと「美味しいおかずが作れますように、って書いた」と言う。帰りにもう一度エレベータホールの笹飾りをチェックして見たが妹が書いた短冊は見つけられなかった。
他の患者さんが書いた短冊を読んでみると、『早く退院したい』よりも『家族の幸せ』を願うものが多かった。