なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

一期一会.気持ち.男子高校生に電車で席を譲ってもらう

昼過ぎに電車に乗って立っていると、前に座っていた高校生らしき二人組の男の子の一人が席を立った。
「もしかして席を譲ってくれたの?」私が尋ねると、彼は言葉には出さずにうなづいた。「私、まだそんな歳じやないよ。めっちゃショックやわぁ。」と思わず感情が入って大阪弁で返してしまう。彼はバツが悪そうにその席に座りなおした。
一呼吸置いて、親切にしてくれた彼に対して酷い言葉を浴びせた事に気付いた。確かにショックではあったが、先ずは『ありがとう』と礼を言うべきだった。それから『でも私は大丈夫だから、あそこのお年寄りに席を譲ってあげて。』と言えるようにならなければ。
自分の器の小ささに今日も自己嫌悪する。