母が最近自力では鍵の開け閉めが出来なくなって来たので、玄関のスマートエントリ化に本腰を入れる。
まずは、タイトルにある通り iPhoneや AppleWatch からサムターンを回すデバイスを入手し、取り付ける。
諸々設定については問題なかったが、物理的な問題として本体付属の両面テープ(3Mのコマンドタブだと思う)で接着した後で、ロック・アンロックをテストしているうちに本体がぐらつき始め、最後には剥がれてしまった。本体とドアの両方を見てみると、茶色い皮膜のようなものが剥がれていた。うちの玄関ドアは木製で表面はツヤツヤしている、これはニスで仕上げられているのだが、つまりそのニスの層にモーターのトルクが掛かり剥がれてしまったようである。手持ちの強力な両面テープで貼り直したところ、今度はしっかりと接着出来たようでいい感じになる。
そう言うわけで、もしツヤツヤの木製ドアに取り付ける人は予め接着面のニスを落としておいた方がいいでしょう。
さて、このスマートロックにはAPIが公開されていてメーカーのサイトにhttpリクエストを送る事でインターネットからもロック・アンロックが出来るので、母の靴にRFIDタグを忍ばせ、玄関外側にRFIDリーダーを設置し、母の接近を検出したら、ESP8266 nodeMCU (Arduino互換ボード) からそのAPIを叩けば、母が玄関に立つだけでアンロック出来るのではないかと考えています。
心配なのはそのサイトが落ちたりしたらアウトなので、可能ならばメーカーサイトを経由しないで直接WiFiでESP8266からセサミminiを制御したい。次のステップとしては、サイトから本体側*1に送る電文をWireShark等で解析し、それをシミュレートすれば出来そうな気がする。
停電時でも運用するならばバッテリ駆動のESP32にして、Bluetoothで直接セサミ本体とやりとり出来れば行けそうである。
そんな技術的なチャレンジは後回しで、まずは現実問題として必要な自宅玄関のキーレスエントリーを実現せねば。
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