なんちゃって課長日記

自殺した父、認知症の母、社会的入院中の妹を持つ介護離職者の生活とその周辺

母.認知症.不穏.トイレに行きたいのに行けない

いつものように母を就寝前の入れ歯ケア歯磨きをしてパジャマに着替えさせ、トイレに行くように促すとトイレのドアを開けて「わからへん、もうええわ」と言ってドアを閉めた。これ以降、1時間半程、介護ベッドとトイレと2Fを行ったり来たり、介護ルームのテレビと照明をつけたり消したりと混乱状態になる。
昨夜よりも混乱の度合いは強くなっているようで、尿意があるのにトイレで排尿する方法が判らなくなってしまったように思えた。

「お手洗いに行きたい」と言いながらトイレのない2Fへと階段を上がったり下りたり。
「とにかく何もわからなくなった」と私に訴える。

昨夜と同じく長期戦を覚悟し、無理にでも一度トイレに座らせる事にする。なんとかトイレの中まで誘導して、スリッパを履き替えさせるとその後は普段通りに排尿できた。介護ベッドに寝かせて照明を落として、しばらく様子を見ているとまた起き出して、「お手洗いに行きたい」と言って起き出し、また2Fへと向かう。母をまたベッドに寝かせて今度は私も一緒にテレビを見る事にする。しばらくはテレビを見ていたが途中で母は背を向けて眠ってしまったようだったので、テレビはそのままに照明だけを落とし、番組が終わったところでテレビを消して私も自室に戻った。3時間後くらいに母は一人で起きていつものように無事にトイレで排尿したようである。

ここまで書いていてふと思ったのだが、昨日は用事もないのに普段来ることのない2Fへ上がってくるのはのは私を探しに来たのだと考えていたが、今日は私がそばにいるのに2Fに行こうとする。それはもしかすると、そこで首を吊った父と関係があるのではないだろうか。
私は認知症のおかげで母が父の事を完全に忘れ、あの時の父の姿や辛い記憶から解放されるのを期待していたし、その通りになったと喜んでいたのだが、母は今も心のどこかで父を探しているのかも知れない。
それとも父が母を呼んでいるのだろうか。。。