既に稼働中のHM2ユニットはIoT系マイコンとセンサーで温湿度を1分間隔で自宅介護サーバに送るもので、現在1セットを介護ベッドに取り付けている。HM3はこのユニットに、DS1ユニットのドア開閉用検出クラスを追加し、そこにマイクロスイッチを接続して母がベッドで寝ているのか(臥床)、いないのか(離床)の状態を検出できるようにしたものです。
写真のように、少し起こし気味*1にしてある上半身側のフレームが母の体重でわずかに沈み込むのを利用し、ストローでフレームとマイクロスイッチを接続して荷重を検出しています。ポイントは電動ベッドなので、フレームの上げ下げを行った際に部品が挟み込まれたりしないようにするため、もしもの場合でもポリプロピレン製のストローが折れ曲がる程度で済み、ベッド自体がレンタルなので部品の固定も両面テープで、もし外れても床下に落ちる位置にしてあります。
上半身側フレームのストローを受けるのに、ハンコの蓋を利用
A bed frame push to a microswitch with a straw.
テスターでテスト
プログラムを変更したマイコンに接続して、機器側は終了。
このあと自宅介護サーバ側でバックエンド(Linux)とフロントエンド(Web画面)を修正*2して終了。
モニター画面、この時は寝ているのでこのように目立たない配色ですが、ベッドに居ない時はアイコンが黄色になります。介護ルームと玄関のiPadで常時表示。ベッドにいた履歴画面、モニター画面のアイコンをタッチするとこちらのページを表示。