なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

母.介護. 気持ち.訪問リハビリ開始.ファーストインプレッション

今月から木曜レギュラー訪問団*1にR社のM理学療法士(男性、20代?)が加わり、訪問リハビリを開始。初回の今日は母の現状を診てもらい、今後のリハビリについて説明を受けるたのだが、あまり頭に入ってこなかった。 
と言うのも、M氏はとても礼儀正しく、母はもちろん私にも丁寧な言葉遣いで対応される。それでいて慇懃無礼と言った悪い印象はないのだが、ただ強い堅苦しさを感じる。そのせいで私自身もTシャツにショートパンツと言う真夏のいでたちに恥ずかしさを覚えつつ、自宅にいながらにして過去最大級の緊張感を味わう。冷や汗。

初対面の介護職の方とのアイスブレイクの話題*2は決めているのだが、なんというかM氏はそんな無駄口を聞かせる隙がなく、私にも聞けるほどの心の余裕はどこかに消えてしまった。ただ、お帰りの際に交わした、「次回は事前に母をベッドで寝かせた状態にしておく」と言う約束だけが強く心に刻み込まれる。

母の関係者と(悪い意味で→)馴れ合いになってしまう私としては、自分を戒める意味でM氏との緊張感、距離感を続けた方が得るものが大きいと思う。しかし、M氏の仕事のしやすさと言う面からはどうだろうか。M氏から直接触れられる母にとってはどうだろうか。というか、ここで母をダシに使う私は卑怯だろうか。

M氏と出会った事が、私の心の水面に一石を投じた事は間違いない。

*1:先月までは火曜日だった

*2:経験年数と前職を聞いてそこから話を広げる