なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

母.介護.したいのに出来ていない事

このエントリは2022.11.07のサービス担当者会議での訪問看護師I田氏からの私への質問、『(介護で)したいのに出来ていない事はありますか?』に対する回答である。
回答期限は2022.11.13でこの日の23:30に公開するが、実際に書いているのは2022.11.09~13である。

回答に先立って、2022.11.10にI田氏と話す機会があり、質問の真意を擦り合わせさせてもらったところ、言葉通りの意味だけではなく、『現在の母に対する介護は私が楽をするためにやっていて、その負担は母に掛かっている。この状況に対して一石を投じたいが、サービス担当者会議の場ではオブラートに包んだ結果、あのような質問になってしまった。(大意)』との事だった。
I田氏が伝え損ねた問題提議は改めて検討する事にし、このエントリでは当初の質問に回答し、その過程で考えた事を書き添える。
尚、回答内容は今現在のものであり、将来的なニーズは考慮しない。

  • 欲しい介護サービス
    • 掃除
      • 介護サービスの生活援助として私の苦手分野である掃除を導入したいのだが、私が同居しているためNGとの事。
  • 欲しい介護設備、機材
    • 車椅子のまま入れる3点ユニットバス
      • 現在は大便失禁時の対応、シャワー浴で母に浴室を使わせるのだが、その際にトイレから浴室に抱き抱えて移動させている。便汚染を最小限に抑えながら安全の確保も必要となるため、母も私も身体的負担が大きい。
      • 現住居でのこのような介護リフォームは設置場所の確保とコスト面の兼ね合いからNG。条件の合うバリアフリー住宅への転居の方がまだ可能性が無くもないが、やはりコスト面から実現性はない。

以下は、回答の過程で考えた事。

  • 私にとっての家族の優先順位
    • 1位:妹
    • 2位:私
    • 3位:母
      • イメージとしては自然災害等で自宅から逃げ遅れ、妹と私と母の一人しか生き残る方法しかなければ、私と母には犠牲になってもらい妹が生き残る選択肢を取る。二人だけが生き残れるならば、やはり母を犠牲にして妹と私が生き残る道を選ぶ。
      • 何かしらの判断、選択を迫られた時、これを行動規範、大方針として決断する。
      • 母への介護に関する意思決定もこれに従う。
      • 母の介護サービス関係者は状況を行政側が用意したプリミティブな形式に当てはめたいので、決して姿を見せる事のない妹の存在を気に留める事はない。と言うことを私は理解していなければならない。(住環境も同様に無視されている)