なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

一期一会.転倒した高齢者男性を介抱する

移動中に歩道で倒れている高齢者男性を見つける。声を掛けながら駆け寄ると、彼は自分で起き上がろうとしていたが、足元にはヒンジの壊れたメタルフレームの眼鏡が落ちており、それを拾おうとしてまたバランスを崩しそうだった。私は彼を支えながら眼鏡を拾い彼に渡し、外傷をチェックすると左こめかみの擦過傷から出血していた。壊れたメガネのヒンジの部分と一致するその傷、しかし、出血は既に止まっていたのと、立ち上がってからは足腰も問題なく歩き始めたので救急車は不要と判断した。私は彼の住むマンションの玄関まで送ってそこで別れた。