なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

本.月刊『創』編集部編『開けられたパンドラの箱 やまゆり園障害者殺傷事件』.読了

実は順序が後先になってしまって後編に当たる『パンドラの箱は閉じられたのか 相模原障害』の方を先に読んでしまっていた。
犯人である植松聖との接見や手紙を通して人物像と動機に迫り、同時に犠牲者となった障害者を取り巻く、家族、地域社会の問題を炙り出す。

この事件はきょうだい児である私の心にも深く刺さり込んでいて、自分の中にある『植松を完全には否定できない考え』と毎日のように葛藤を繰り返している。