なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

NHKスペシャル「永ちゃん 俺たちはもう一度走れるだろうか」

http://www.nhk.or.jp/special/pict/nsp060226c.jpg
NHK-BS hi にて、

若い頃に矢沢永吉に影響を受けて今も精力的に走り続けるをファン達を作家の重松清が取材した番組。番組にはライブの映像も交えて矢沢永吉本人のインタビューもあるが、この番組の主役は俺と同世代の日本中のおじさん達、おばさん達だ。成功してこれからもっと事業を大きくして行く人、リストラで失業して立ち直りはじめた人、矢沢が縁で結婚したのに病気でご主人を亡くした女性。交通事故の後遺症を矢沢のライブをきっかけに克服していく奥さん。店の経営に行き詰まり自己破産するケーキ屋さん。矢沢の曲を聴いて鬱病から立ち直ったOL(この人だけ20代)。矢沢ファンと云う括りだけだが、それぞれにドラマがありみんな何度倒れても立ち上がる。日本のこの世代はまだまだ捨てたもんじゃ無い。

俺もこの世代だし中学の頃には『成りあがり』を読んだのに、それほど影響を受けずに今現在も矢沢永吉ファンではない。そのせいか、俺はハングリー精神が希薄だし、裏切りと挫折だけは人一倍経験しているのに立ち上がろうとはしない。人間の資質としてが矢沢ファンとは違うのだろうか、