第七藝術劇場で鑑賞。
年間ベスト候補作品です。
私を新卒採用で雇ってくれた会社は沖縄と縁が深く、沖縄出身の先輩、同僚、そして後輩が大勢いたこともあり、呑みに行っては沖縄の話ばかりで、沖縄戦の話も何度か聞いた。沖縄だけが陸上戦になったこと、ひめゆり学徒隊の事、一般人が手榴弾で自決させられた事。 そんなある日、Ｓ課長（当時）が『お前ら自身が戦ったわけでもないのに、なぜそんなに本土の人間に対して被害者ヅラしてるんだ！』と云った。
この映画の中で語られた事はホンの氷山の一角でしかないけれど、２０年近く前にＳ課長が言った酷い言葉を思い出した事もあり、涙を我慢して語り継いで行かなければならないと心に刻みました。
「ひめゆり」長編ドキュメンタリー映画 HP
