母がリハビリデイサービスから担当セラピストが付き添われて帰って来た。普段は一人で帰れるのだが、セラピストの話では帰る際に母が「頭がフラフラして歩けない」と言っていたので送ってくれたのだが、母を見るとなぜか老眼鏡をしていた。老眼鏡を外して家の前を歩かせると問題なく歩けた。
ここ2年程、母は文字を読む事が無くなったのでそれまで日常的に使っていた老眼鏡を掛ける機会が無くなっていった。だが、リハビリデイで作業療法として折り込み広告のスクラップをしているので、もし掛けた方がいいのならばと考え、眼科と相談して100均の老眼鏡を買ってリハビリデイ用のバッグに入れていました*1。そしてその事はセラピストにも今年の1月末にサービス計画の説明を受けた際にも実際にその老眼鏡を見せて説明してあったのだが、どうやら忘れられていたようである。
施設での出迎えと送り出しは別のスタッフさんで、行きはサングラスをしていたので、帰りにサングラスと間違えて老眼鏡をさせてしまったとの事*2。
最悪のケースは、交差点を一つ挟んで約200メートルの距離を頭がクラクラする状態で一人で歩いて帰って来ようとして転倒や事故に会う事だが、今回は施設のスタッフに助けを求める事が出来たのが救いである。
いずれにせよ、先日の徘徊から自力で帰ってこれなくなった事もあるので、リハビリデイから一人で帰るのもそろそろ難しくなって来ると思う。『母自身で出来る事の維持』と『安全の確保』の板挟みである。多分今年中には私が送り迎えをするようになるのだろう。*3