なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

フラガール(2006,日本)




TOHOシネマズなんば スクリーン5 で鑑賞。

パーフェクト! この一言に尽きます。
松雪泰子の登場シーン。しずちゃんの慟哭。蒼井優のダンス。富司純子の迫力。ベタだが無駄の無いストーリー。丁寧な絵作り。ハートウォーミングな音楽。松雪泰子のメリハリンの効いた演技のなかでも圧巻なのは、怒りに任せて男湯に乱入し高橋克実を殴りつけに行くシーンだ。しずちゃんは今回もギャグリリーフなのかと思っていたら、一番泣かせてくれました。彼女の主演映画製作近いかも知れません。
蒼井優は演技の底ヂカラを見せ、これまで観た彼女の映画の中で最も輝いてました。豊川悦司も久しぶりにカッコいい演技で、ラスト間際の寺島進との戦いも妙な盛り上がりがあり、もう少し観たいくらいでした。
昨年の『ALWAYS 三丁目の夕日』に勝るとも劣らない程の感動作です。公開中に俺はあと5回は観に行きます。

映画『フラガール』オフィシャルサイト