なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

パッチギ! LOVE & PEACE (2007,日本)


TOHOシネマズなんば、スクリーン1で鑑賞。
在日朝鮮人という逆境のなかで、井坂俊哉演じるアンソン一家の家族愛と絆にほんわかしたり涙したり、それと平行してアンソンとキョンジャの父達の戦時中の悲しい物語に胸が詰まります。
キョンジャ役の中村ゆり、どうしても前作の沢尻エリカと比べてしまうわけで序盤は、やっぱり沢尻の方がいいかなぁと感じたのですが、ラストが近づくにつれて徐々に中村でよかっと思えてきます。
藤井隆の演技はNHKの朝ドラ以来久しぶりに観たのですが、その頃と変わらずです。才能のある人は何をやっても一流です。
戦争を美化した劇中映画の作りが故意に雑なのが、井筒監督の政治的な意図が見えてしまったのがちょっと残念でした。
http://www.pacchigi.jp/loveandpeace/