第七藝術劇場で鑑賞。
年間ベスト候補作品です。
4時間38分と云う超長尺ながら、時間をダラダラ無駄に費やしているのではなく、一つ一つのカットが贅沢に時間を掛けて観せているので、その長さをまったく感じさせませんでした。
江口のりこが出産直後に赤ちゃんを抱くとき、それまでからは想像もできないような母親の優しさに満ちた顔になっているのも必見！ 破壊的な演技力です。
ハコの中身は山崎ハコ、と云うベタな展開かと思っていたらまんまとミスリードを食らわされました。
幻想的な内面世界を映し出すようなラストも秀逸。
映画『ヘヴンズ ストーリー』公式サイト
