なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

面会

個室のドアは施錠されていたが、私が中に入ると妹は椅子に座って窓の外を見ていた。表情に生気があり受け答えも良い感じ、話の内容は支離滅裂だが、大声を出す事もなくご機嫌さんである。この状態が続いてくれればいいのですが。
隣の個室からは女性の喚き声や、せーんろはつづくーよどーこまでもー♪ っと歌声が聞こえる。妹は「うるさいやろ〜、夜中もうるさいねん」と教えてくれた。