なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

妹. 気持ち.面会.嬉し泣きする

  • 差し入れ(面会中飲食NGなのでスタッフに渡す)
    • 缶コーヒー(BOSS贅沢微糖)
    • ポテトチップス(カルビーうすしお味、60グラム)
    • 生理用ナプキン(ロリエ肌キレイガード30枚入り1パック)
    • 箱ティシュ(nepia nepi nepi mate 5箱パック)
  • 次回差し入れリクエスト(面会前に看護師より差し入れについて指示あり)
    • ポテトチップス停止(一袋を一回で食べ切れないため)
    • 代わりにハッピーターン(小包装になっているもの)
    • 生理用ナプキン停止(大量にストックがあるため)
  • 火曜木曜カラオケOT
  • 確認事項
  • 妄言
    • (なし)

今週も制限時間10分、飲食NGの条件付きで面会可能となる。
突然『時をかける少女』を歌い出す。

病棟を出る際、看護師から8月12日より看護実習生による実習があり、その実習生に妹を担当させたいとの事で同意を求められる。私は「怪我とかさせなければいいのですが。。。」と躊躇していると、「医師もOKしていますし、おとなしい患者さんだけが対象で。。。」「えっ、それじゃこの病棟の中で妹はおとなしい方に入るんですか?」「以前は隔離や拘束させてもらう事がありましたが、今では時折大声を出すくらいですから。」
妹のこれまでの問題行動が目の前に蘇って来て、辛かった日々を走馬灯のように頭の中のスクリーンに映し出された。その妹が今では『おとなしい方』と言われたのである。嬉しくて胸の奥から気持ちが込み上げてきて涙が溢れた。私は泣いてしまって言葉に詰まりながら、「嬉しいです、ありがとうございます」と答えるのがやっとだった。看護師はドン引きしていたと思う。
帰りのエレベータの中で、4年前の入院の日に妹を病室に残して一人で帰った時もエレベータの中で泣いた事を思い出す。でも今日は悲しい涙ではない。
涙を拭いて呼吸を整えてから会計に立ち寄り、先日市役所で発行してもらったで国民健康保険限度額適用認定証を提示する。これで8月からは自己負担額が減額される。