1週間程実際に母にビーコンタグを持たせてのテスト運用し、早ければ玄関に配置したスキャナとブロック塀を挟んだ10m手前から、遅くても門の前でガラスを挟んだ3m手前でアンロックされるので、概ね期待通り動作出来たものとして完成とする。
以下、試行錯誤メモ
- スキャナ用のESP32
- 最初は玄関に1個あれば自宅の敷地全体をカバー出来ると思っていたが、思っていたよりも壁等の遮蔽物の減衰が大きく、自宅での母の導線をカバーするだけでも3個必要だった。
- 自宅に『いる/いない』の判定方法はスキャナが1個だと単純だが、複数では複雑になる。そのせいもあり、デバッグ等でサーバーを停止、リスタートするとその間にビーコンの状況が変わってもその情報がスキャナから上がってこない。
- 現在はサーバーをリスタートしたら、DB上で記録している各スキャナの情報を破棄するようにし、手作業で各スキャナを電源抜き差しでリセットさせて、最新の状況をサーバーに送り直すようにしている。
- スキャナ側にサーバーからの要求で最新情報を送り直すような機能が必要なのだが、それだのためにスキャナ側にWebサーバーを立てるのもなんだかアホらしい。かと言って手作業で各部屋のスキャナをリセットすると云う運用はミスするの可能性大である。
- ビーコンタグについて
元々 iBeacon を使ってみようかと私を後押ししてくれたのはこの広告だった。
Aliexpress が Bluetooth beacon をお勧めしてくる。買ってみようかなぁ。 pic.twitter.com/Tgc3c8TOUo
— 森田茂 (@moritashigeru) 2020年6月6日