私がエレベータを降りてガラス越しにデイルームを見渡すが妹の姿は無かったが、面会票*1を記入している間に、妹はひょっこり現れた。今週も元気そうである。
差し入れを渡したスタッフが面会用のインターホン*2を勧めてくれたので試しに使ってみる事にする。 声はクリアに聴こえるものの話してい途切れたりして逆に煩わしかったので、申し訳ないが途中でインターホンなしのガラス越し面会に切り替える。妹の声が無駄に大きいのが幸いする。
面会中、男性の他患さんが妹のそばに来て穏やかな表情で私に話しかけくれるが、残念ながら言葉は聞き取れなかった。ちょっと気になったのだが、彼が履いていた白いスニーカーに靴紐が結ばれていた。精神科病棟で靴紐や衣類の紐類はNGだと思っていたし、父がロープで首吊り自殺をしているだけに、それを見てドキっとした。