なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

Mayu−ココロの星− (2007,日本)


梅田ブルク7、スクリーン5で鑑賞。
三浦友和演じる父が主演の平山あや演じる娘を二人称で「あんた」と呼んでいるのに違和感を感じる、北海道の方言なのだろうか? 普通は「お前」だよねぇ。 そんな三浦友和ですがこの作品でも内面的にカッコいいお父さんを好演しています。でも朝ご飯を食べているシーンでは上半身はワイシャツにネクタイなのに、下はパジャマと云うそこまでしなくてもいいだろうと思う程の演出もあります。
主演の平山あや抗がん剤治療の副作用で吐いたり、髪が疎らに抜け落ちた頭を晒すなど痛々しく女性としては辛いシーンも多かったのですが、彼女自身のキャラクターで乗り切った、と云う感じがします。
また、医療シーンの多さ、金銭的な話題もあったりと、これまでの難病ものと違って、作り手の「現実を伝えたい」と云う思いが伝わって来ます。
http://www.mayu-movie.jp/