なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

面会

今回も個室で、私が来た時には外から施錠されていた。中に入ると妹はベッドに横になっていたが目は覚めていた。少し元気がなかったが受け答えもしっかりあり、西側に面した窓に作り付けらた机で差し入れを食べさせながらおしゃべりする。
妹が不意に「お父さんはどうしてる?」と聞いてきたので、父が死んだ事を知っているはずだが忘れてしまったのかと思い、「どうしてると思う?」と問い返すと「お父さんは電動自転車に乗ってテニスに行ってる」と答えた。それに突然「あの青い屋根が私の家」と比較的大きな一戸建ての家を指差す。確かに拙宅は青い屋根だがこの窓の方向からは見えない。