なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

博士の愛した数式

布施ラインシネマで鑑賞。

多分数ヲタには全然物足りないだろうが、俺には丁度いいくらいの数学レベル。友愛数完全数くらいの数学知識があると楽しめます。
ただ、根底にあるのは寺尾聡演じる主人公と浅丘ルリ子演じる兄嫁との不倫の物語なので、深津絵里親子や数学的な潔さと男女間のドロドロのコントラストがこの映画のキモである。

あとストーリーテラーとして高校教師を演じる吉岡秀隆だが、無理な若作りで失敗している感がある。離婚を機に脱純、脱満男ということで違う一面を見せてほしい。

背番号の28が完全数だから江夏ファンという理屈が面白い。ところで俺に取って背番号28は前川勝彦、今は何番だろうかと思って阪神タイガースのサイトを探してみたらいないじゃん! で、もうちょっと探してみたら今年からオリックスだったのね、復活してもう一花咲かせてほしいなぁ。

ところで、映画館に行くと平日昼間は閑散としているチケット売り場が大混雑。 今日は映画の日(毎月1日)だった。いつもより安い料金なのはありがたいんだけれど、最近はお客さんが3〜8人位で観るのに慣れてしまっていたのでちょっと窮屈。しかも本編始まってから入って来る人がいたり、着メロが鳴ったり、携帯のバックライトが目障りだったりしてもう散々。今日は普段より時間があるのと他にも観たい作品があったので後2、3本観ようと思っていたんだけれど結局これ1本だけにした。これからは土日だけじゃなく映画の日も映画館には行かないと誓った41歳の早春であった。

俺の親父の推薦作品。

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