なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

妹.面会

今回は従姉妹が同席してくれる。彼女とは今週の水曜日に会う機会があり、その時に『妹に会えるのなら会いたい』と言ってくれた。私は先ず、妹に会いたいと言う人がいる事に驚き、次に嬉しくて涙が出そうになる。家族や他人には危害やストレスを与えるばかりの存在だと思うのだが、少し離れた位置で幼少期から断続的に接していた彼女にとって妹はどんな風に映るのだろうか。
さて折角従姉妹が来てくれたのだが、残念ながら妹は寝ていて寝ぼけ眼と爆発頭でぬぼーっと面会室に入ってきて、従姉妹が声を掛けると「誰?」と言った。「私やで」と従姉妹が返すと妹は誰だか判ったようだ。従姉妹には申し訳なかったが、妹は寝起きローテンションで時々黙り込んであまり会話は弾まず。従姉妹は妹に「カプリコいらんか?今度カプリコ持って来たげよか?カプリコ美味しいで」とカプリコを推してくるがそれに対して妹は黙ったままだった。
従姉妹がいてくれた事もありローテンションモードでは普段より2倍の面会時間で約50分、最後は「2対1で試合終了」と言われる。