なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

一期一会.妹と同じ病棟の患者家族の男性

妹との面会で病棟のエレベータホールに降り立つと私と同年代くらいの見舞客らしき男性が椅子に座って待っていた。私は彼の背中を通り過ぎて面会票を記入し、詰所のスタッフにいつものように差し入れと共に渡そうとすると私をその男性と間違えたのか「〇〇様ですね、もう少しお待ちください」と言われたので、「いえ、森田です。。。」と返す。
ガラス壁越しに見えるデイルーム内のスタッフの動きに何かしら緊張感が漂っている。なんだかマズいタイミングで来てしまったなぁと思いながら妹を待っていると、詰所のドアが開き看護師が出てきて、男性に2,3分ほど説明したあと、彼を詰所に招き入れる。聞くとはなしに聞いてしまったのだが、どうやら彼の家族である患者さんの容態が急変したようで、今は呼吸はあるが意識がないらしい。それで男性が急遽呼び出されたらしい。回復を願う。