なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

一期一会.転倒.高齢女性を介抱する

八尾市、桜ヶ丘1丁目交差点南側を徒歩で移動中、道路の反対側に高齢女性5人のグループがをこちらに向かって歩いてきた。その中の一番後ろを歩いている女性が脚がもつれるようにして左側面から崩れ落ちるように転倒するのが見えた。

  • 救急隊到着までにしたこと
    • 私は車道を渡って駆け寄り、そのグループの人達と一緒にうつ伏せになっている彼女を取り敢えず道路の端に座らせる。
    • 意識はあり名前も言え、受け答えも正常。
    • 彼女も痛みを訴えてはいなかったがが、もっとも心配だった頭部を含め、見えている部分に外傷は見つからなかった。
    • 左腕、左脚が動かせず立ち上がれそうに無い。骨折を疑う。
    • グループにお願いして携帯で119番通報し救急車を呼んでもらうが、場所の説明でしどろもどろになっていたので携帯を渡してもらい私が対応する。
    • 彼女に搬送希望の病院を確認すると、通院していてその現場からも近い総合病院の名前が出る。また、バッグに診察券があるとも言ったので、本人に許可を得てからグループの一人にバッグを調べてもらうが診察券も保険証も出てこなかった。
    • グループにお願いして彼女の家族に連絡してもらうが、彼女の携帯番号しか知らなかったので、彼女自身に掛けてもらい、私が対応するがFAX専用だったようで諦める。
    • グループの4人から救急車に同乗する二人を決めておいてもらう。
    • 救急隊が到着したので彼女を引き渡す。彼らは三角巾で左腕を吊り、ストレッチャーに寝かせ、予め決めていた二人と共に救急車の中へ。
    • 私は残った二人に忘れ物がないかを確認し、軽く立ち話しをしてから立ち去る。

彼女は86歳だそうで、5人でランチした帰りだったとの事。私が見ていた通り、4人は一番後ろにいた彼女が倒れる瞬間は見ておらず、転倒してから気付いたそうである。
また、救急車を待っている間も通り掛かった何人かが「大丈夫ですか?」と声を掛けてくれるのが嬉しい。特にわざわざ車を降りて声を掛けてくれた男性がいた。その車にはこの辺りでよく見る『かんたき*1』の名前が入っていた。

  • 反省点、というかやるべきだった事
    • 自分の iPhone で119番通報した方が早かった。
    • ケアマネが居るかどうかの確認と、居ればそちらへの連絡。
    • バイタルは安定してるように見えたが、Apple Watch があったのだから脈拍のチェック。

*1:看護小規模多機能型居宅介護