なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

介護エラー.リハビリパンツを履かせ忘れたまま通所デイに行かせる

母が通所デイから帰ってきた時に送り届けてくれたスタッフに「お風呂でズボンを脱いでもらった時にパンツを履いてなかったんですけど。。。」と言われる。今朝のうんこ大戦争から着替えまでの記憶を辿ってみると、確かにリハビリパンツを履かせ忘れていた。
通常通所デイの日は昨夜から履いているリハパンのままで送り出し、入浴サービス後に持って行った新しいものに履き替えさせてもらう。ところが今朝は普段と違い、トイレに入れた後にリハパンをチェックすると拭き残しレベルの便汚染があり、その場で回収処分した。トイレから出て着替えさせる時にインナーシャツがお尻まで覆っていた事もあり、いつもと同じようにリハパンを履いているという誤った思い込みをしたようである。

スタッフにズボンは汚れていなかった事、現在は持って行った新しいリハパンを履いている事を確認する。今回は最悪の事態は回避出来たが、私の介護エラーの中でも重大な方であり、早急に再発防止策を講じる必要がある。
根本的に通所デイに送り出す火曜と土曜の朝は、十分な時間的余裕を持って母に行動させる一方で、私自身がその時間に追われていて精神的な余裕がない。

妹.面会

今回は従姉妹が同席してくれる。彼女とは今週の水曜日に会う機会があり、その時に『妹に会えるのなら会いたい』と言ってくれた。私は先ず、妹に会いたいと言う人がいる事に驚き、次に嬉しくて涙が出そうになる。家族や他人には危害やストレスを与えるばかりの存在だと思うのだが、少し離れた位置で幼少期から断続的に接していた彼女にとって妹はどんな風に映るのだろうか。
さて折角従姉妹が来てくれたのだが、残念ながら妹は寝ていて寝ぼけ眼と爆発頭でぬぼーっと面会室に入ってきて、従姉妹が声を掛けると「誰?」と言った。「私やで」と従姉妹が返すと妹は誰だか判ったようだ。従姉妹には申し訳なかったが、妹は寝起きローテンションで時々黙り込んであまり会話は弾まず。従姉妹は妹に「カプリコいらんか?今度カプリコ持って来たげよか?カプリコ美味しいで」とカプリコを推してくるがそれに対して妹は黙ったままだった。
従姉妹がいてくれた事もありローテンションモードでは普段より2倍の面会時間で約50分、最後は「2対1で試合終了」と言われる。

介護エラー.服薬ミス.ボナロン

木曜日は起床直後に飲ませなくてはいけない薬、ボナロンがあり、私が母を起こすと同時に飲ませている。しかし今朝は私が起きて1Fに下りると母がトイレから出て来たところだったので、そのまま歯磨き洗顔をさせてしまい結果的にボナロンを飲ませ忘れてしまう。

介護エラー.整形外科診察券他持たせ忘れ

今日はリハビリデイサービスの後、母一人で整形外科を受診させる予定だったがその料金、保険証、診察券が入ったケースを持たせ忘れる。
まだリハビリの途中で私が思い出せたので、そちらに届けて母のバッグに入れてもらう。

地域活動.町会役員班長会議

会議室に着くと、先日の餅つき大会打ち合わせで使用した発電機についての発表するように大会担当者から頼まれる。事前に依頼されていればパワポでスライドを用意していくのだが、今回は当日に無茶振り、それでもなんとか担当者が撮っていた数枚の写真を映しながら5分程使い方や気付いた事を発表する。
その後の議題も大半が餅つき大会絡み。

App.DiDiを初めて使う

妹との面会後病院から大きめの段ボール箱を家まで運ぶのにタクシーを呼ぶため、DiDiを初めて使ってみた。アプリ自体は以前インストールしていたので、ロビーで決済用のクレジットカードの情報を入れ、目的地を入力、最後に地図上の自分の現在位置が正しい事を確認して call する。10秒程度で配車されたタクシーの車番とドラバーさんの名前、到着までの予測時間が分単位で表示される。待っている間、ドライバーさんにメッセージを送る事が出来るので念の為「〇〇病院正面玄関にお願いします」と送る。地図上にタクシーが刻々と近づいてくる様子が見えるのは、待ち時間にイライラする事なく気分が良い。
程なくタクシーが到着、乗車してからドライバーさんとDiDiの使い勝手について話しながら運転してもらう。ドライバーさんにも好評なようだが一点だけ改善して欲しいのは、一方通行の多い大阪市内では進行方向にいるお客さんだけに呼び出されるようにして欲しい、との事。
客側としては、前述の待っている間のイライラがないと云う事の次に大きなメリットとして、クレジットカード決済では車内での会計に煩わされる事がなく、到着したらそのまま降車出来る事である。

妹.面会

  • 差し入れ
  • 次回差し入れリクエス
    • (なし)
  • 木曜カラオケOT
    • ギンギラギンにさりげなく

今日は少し早めに着いたが妹はガラス越しにエレベータの見えるデイルームの席に座って待っていてくれた。先週差し入れしたエンジの長袖Tと明るいブラウンのガウチョパンツで秋らしい服装。 笑顔もあり元気に対話に応じてくれる。
寝起きのヘアスタイルで面会室に現れた。少しぼんやりした様子で差し入れを食べている間、上の入れ歯外れて落ちてくるのがみえる。
「来週月曜日誕生日や」と言うので「何歳になるの?」と聞くと「52歳」と言う、「51歳やで」と教えるが「いや51歳は過ぎた」と言う。
吸水ライナーは更に1枚減らして3枚にする。まだ妹には気付かれていないようだ。
先週同様、古くなったものや多すぎる夏物衣料を持ち帰る。ただし今回は大きめの段ボール箱1個で電車徒歩では運べないのでタクシーで持って帰る。
家に帰って箱を開けてみると、入院時に履いて行った靴が入っていた。複雑な気持ちでその履き古した靴を捨てる。

母.ケアマネ氏来訪、モニタリング

母の体調面では大きな変化はないので、主にお金と家計の話になる。やんわりと妹の世帯分離を勧められるが、それは私の方に抵抗感があって踏み切れないでいる。