なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

母.認知症.不穏.無限手洗いとドアを開け閉め

朝7時半ごろ、介護ルームとトイレのドアを開け閉めする『バタンバタン』と云う音で目が覚める。
ベッドの中でその音を聞いていると微かに『キュッ』と蛇口を締める音、『カサカサ』とホルダーからペーパータオルを取り出す音が繰り返し聞こえる。大体どういうパターンの不穏状態なのかは察知できたし危険もなさそうなので、起床予定時刻の10時まで寝ていようと思ったが、結局『バタンバタン』の音で眠れず1Fに降りると母は『良かった、帰って来てくれた』と言う。
玄関に置いてあるクッション*1の上に使用済みペーパータオルが山盛りになっていたので、ホルダーからペーパータオルを抜き取り母の手の届かないところに隠し、母を介護ベッドに横にさせて私も2Fの自分のベッドでもう一度横になる。
ウトウト仕掛けていると、母が私の部屋のドアが開けた、そして何も言わずに閉めて1Fまで降りて行った。それが数回繰り返される内に私も本格的に2度寝に落ちる。

*1:靴を履いたり脱いだりする時にちょうどいい高さのクッション