なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

母.認知症.ベッドの上に立つ

深夜1時前、私が自室で作業していると母がベッドを出た事を知らせるアラートを受ける。私はいつものように大急ぎで部屋を出て階段を降りる。通常ならばそこで介護ルームの西ドアを開けてトイレに移動中の母と落ち合えるタイミングなのだが、まだそこに母の姿はなかった。トイレと玄関にいない事を確認して介護ルームの西ドアを開けると、母はベッドの上に立っていた。私はこれまで母がベッドの上で立っているところを見た事がなかったので驚き、それと同時にクッション性のあるマットレスの上で立つのは不安定で危ないので、私は一旦母をベッドに座らせてから、いつものようにトイレ誘導する。
一通り終わって、母を介護ベッドに寝かせ、私も自室に戻り、Webカメラで録画された先程の様子をチェックしてみると、私が行く数分前からベッドの上で立ったり座ったりしてヘッドボードを乗り越えようとしていた。ベッドにはヘッドボードの他に上半身側に柵があるが、下半身側からは自由にベッドに出入りできるようなっていて、もちろん母もそこから出入りしていた。しかし、認知症が進行してそれがわからなくなりヘッドボードを乗り越えてベッドを出ようとしたのではないかと考えられる。実際ヘッドボードの上端はマットレスからは30cm以上、床(ゆか)から70cm以上の高さにあるので、もし片足だけでも乗り越えられてしまうと頭から床に落ちて大怪我をしてしまうだろう。
もっと高いヘッドボードと柵がないか、明後日に会う介護ベッドのレンタル業者に相談してみます。

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