なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

自宅介護DIY.Linux.DD-WRT.ルーター移行記(1).Archer C7をメルカリで買う

今日の進捗

2台目のArcher C7 を買う

TP-link*1のArcher C7 と云う無線LANルーターをメルカリで2600円で買った。

このブログのカテゴリとして DD-WRT を新設

2019年10月にも同じ物をメルカリで3600円で買って、ルーター機能はOFFにしてWiFi-APとしてのみ使用しているのだが、今回は逆にWiFiをOFFにして有線ルータとして使用するつもりなのだが、ファームウェアLinuxベースのDD-WRTと云う物に載せ替える予定である。その顛末を書き残して置く事にしたのでカテゴリ 『DD-WRT』 を新設しました。

ここまでの経緯

現状の拙宅ルーターと懸念事項

現在のルーターApple Time Capsule、既にディスコンとなったので故障した場合を考えて他社製品に移行を考え始めて早2年、WiFiは既にWiFi-APモードのArcher C7に、Time Machine ストレージ用としてのNASはラズパイ4に移行を完了したが、ルータ(ブロードバンドルータ)としての機能*2はまだ Time Capsuleを使い続けている。使い続けているのは訳があって、Time MachineではDHCPサーバのIPアドレス予約はGUIだけでなく、export した xmlの設定ファイルをテキストエディターで編集して import することが出来るので、買って来たIoT機器*3MACアドレスと割り当てたいIPアドレスExcelの表にして式でxmlを吐き出して、これをエディタ経由で設定ファイルにコピペしている。*4

ゴールはDHCPサーバでMACアドレスによるIPアドレス予約を、Excelの表を加工して設定ファイルなりスクリプトの流し込みで一気に行えるようにする

つまり新しいルータでも今まで使っているExcelの表を流用して、IPアドレスの予約をやりたい訳である。
もちろん最初のArcher C7 を買った時もそれを試みたのだが、export した Archer C7の設定ファイルはバイナリファイルだった。私にはそれを解析する力量もど根性もなかったので早々に諦める。*5

IPアドレスを予約、固定したい理由

そもそもなぜIPアドレスを固定したいのかと云うと、拙宅内は自宅介護用のIoT機器として本番稼働中、開発用、未開封のものまでを含めてざっと100個くらいのWiFi機器があり、基本的にMACアドレスで個体管理し、DHCPサーバのIP アドレス予約機能で固定IPアドレスを割り振り、サーバーソフトは受信したセンサー情報をアクセスのあったIPアドレスとGPIO番号*6で玄関のドア開閉、ロック状況、トイレの着座状況と云った具体的な物と紐づけている。

Open-WRT、DD-WRTに辿り着くまで

漠然と既製のルータを利用するよりもラズパイとlinux用ルータ関連ソフトをインストールして自分で構築した方が勉強になるし、H/W故障があった時も安価に部品交換とかができそうだと思い、調べ始めてすぐに OpenWrtにたどり着く。その過程で DD-WRT と云う派生プロジェクトがある事を知り、ラズパイに別途Ethernetポート、NICを追加するコストを考えれば、中古の無線LANルーターを買って来てDD-WRTを入れた方が安上がりだと分かった。私にとってはこれが現実的な方法だと思う。最悪将来的に ArcharC7が入手困難になっても別の無線LANルータに容易に乗り換えられそうなのも魅力である。

dd-wrt.com
www.tp-link.com
moritashigeru.hatenablog.com

*1:商品のロゴは小文字で "tp-link" なのに社名は "TP-link" なのですね。

*2:PPPoEクライアント、NAPT、DHCPサーバ

*3:ESP8266とかESP32とかdysonの掃除機とか

*4:もっとマシなやり方はあるだろうが、私としてはこれで必要十分である

*5:今思えばWeb-APIの方向から攻めてみるのもありだが、今のところ未着手

*6:機器の入力ピン番号