なんちゃって課長日記

社会的入院中の妹を持つきょうだい爺の生活とその周辺

大便失禁で私に隠れてパンツを洗おうとするが、そのパンツをトイレに忘れてくる

今日は午後からリハビリデイサービスなので少し早めに昼食を摂らせる。最近リハビリデイから帰って来たときに大便失禁している事があったので、食べ終わってからトイレに行かせて大便するように促すが、結局出なかったと母は言った。昼食の後片付けを済ませまだ出掛けるまでまだ時間があったので、私はリビングで読書して時間を潰し、そろそろ出掛ける準備をさせようと思ったら母の姿が見えない。トイレにもいないので探してみると裏庭の水道でまた私に隠れてバケツでパンツを洗っているようだった。もう出掛ける時間だったので、トイレに連れて行きウオシュレットでお尻を洗って新しいパンツに着替えさせる。その際トイレの片隅になぜか汚れたパンツが落ちている。ちょっと目を離したすきに2回も便失禁したのかと不思議に思いながら、母をリハビリデイに見送った後でその後始末をしていて状況が分かったのだが、裏庭のバケツの中には青白い石鹸水だけでそこにパンツはなかった。つまり母は汚したパンツをトイレに置き忘れて来た事を思い出せず、『何かが無い』と混乱しながらバケツの前でうずくまっていたのかも知れない。
介護する側としては素直に「うんこ漏らした」と教えてくれた方が面倒がなくてもいいのだが、やはり母にはまだ恥かしさがあるのだろう。我が家はもう何年も前からそんな事になりふり構っていられる状態ではないと言うのに。