今回頂戴した書類の品質が思わしくないため、差し入った事とは知りつつOケアマネの労働環境、月間の稼働時間等について話を伺う。
- 聞き取った事
- 稼働時間:ざっくり240時間/月 (10時間 * 24日)
- 要員:1名(経営者からはOケアマネ1名だけでケアプランセンターを運営するように命令されている)
書類の不出来については以前から指摘していて、「事務アシスタントを雇ってチェックしてもらった方がいいですよ」と改善案を提示していたが、真剣には考えてもらえなかった。今回はもう一歩踏み込んで「ケアマネの負荷が下がって書類の品質も上がるから、私を雇ってください。」と自分を売り込んでみる。また、経営者の方とも一度お話させてもらいたい旨を申し入れる。
他にも色々と厳しいことを言わせてもらったので、最後にOケアマネは「もうこれ以上森田さんに迷惑をかけられないので、ケアマネを交代しますわ」と弱気な事を言い出す。母のケアマネから降りたところで、担当されている他の利用者達の書類の品質も露見しないだけでそのままなので、何も解決しない事を説明する。
Oケアマネが帰られてから、1ヶ月前に起こって今も報道が続く知床遊覧船沈没事故の事を考える。不謹慎な物言いになるが、あの事故からは私たちはもっと学ぶべき事があるのではないだろうか。26人が犠牲になった沈没の原因はきっと取るに足りない小さな綻びの積み重ねだったはず。