26cm深めのフライパンで豚肉の焼き加減を見るのに端からコテで少し持ち上げる事が困難なので、代わりにもう一枚28cm浅めのフライパンを購入。
懸念事項だった上層の薄焼き卵も、溶き卵を流し込んでからフライパンを傾けて広げる方法でいい感じに焼き上がる。フライパンはそれ自体が丸い型になっていて、傾ける事で流動体を円形に広げられる事が鉄板やホットプレートにはない利点である。
フライパン2枚で作れるレシピはこれで一旦完成とします。
広島のお好み焼き1枚の材料
- A: 生地(半量は最下層のクレープ、もう半量は肉の上から回し掛ける)
- A1: 全卵 1
- A2: 冷水 75cc
- A3: 薄力粉 50g
- A4: 塩胡椒 ひとつまみ
- A5: 粉鰹 ひとつまみ
- B: 肉野菜層(下から配置順)
- B1: キャベツ 300g、千切り、洗って水切りしておく
- B2: 天かす 適量
- B3: イカ天フライ 1枚、程度にクラッシュ
- B4: 細もやし(黒豆もやし) 50g、洗って水切りしておく
- B5: 塩胡椒 ひとつまみ
- B6: 粉鰹 ひとつまみ
- B7: 豚バラ肉スライス 3枚、一口大にカット
- B8: 生地の残り
- C: 焼きそば
- C1: むしやきそば 1パック
- C2: 熱湯 適量(蒸し用)
- C3: 粉鰹 ひとつまみ
- C4: ウスターソース 適量
- D: 薄焼き卵
- D1: 全卵 1、軽く溶いておく
- E: トッピング(下から配置順)
- E1: たこ焼きソース 適量 (在庫事情によりたこ焼きソースを使用)
- E2: マヨネーズ 適量
- E3: 粉鰹 ひとつまみ
- E4: 青のり ひとつまみ
- E5: 白胡麻 ひとつまみ
- E6: 紅生姜 ひとつまみ
- E7: 花鰹 1gパック
調理器具
- 右パン: フライパン 28センチ、ガスコンロの右、高火力バーナーで使用
- 左パン: フライパン 28センチ、ガスコンロの左、普通のバーナーで使用
- 皿: 28センチ、サーブ以外に一時的なスタックエリアとしても使用
- ホイル: クックパーフライパン用ホイル、長さ50cm、幅は手持ちのものが25cmだったが、あれば30cmの方がいいと思う。
調理工程
- 右パンに中火で油を引き、適温になったらAを半分ほど入れてフライパンを回し傾けて広げ、クレープ状に焼く。
- 右パンにBの肉野菜層を乗せる。
- 右パンのBの上からホイルを被せ乗せ、その両端を右パンの内側に入るように折り込む。
- 左パンを右パンの上に被せ、ひっくり返して左パンに移動する。上からA,B,ホイルの階層になる。
- 左パンを強火で焼き始め、肉が焼ける音がし出したら中火にする。(加熱しながら以降のステップを並行作業)
- 右パンに油を引き、Cの焼きそばを焼き、皿に待避。
- 右パンにDの溶き卵を傾けながら流し込み、底面全体に広げ、薄焼き卵を焼く。(油不要)
- 右パンをとろ火にし、皿からCをDの上に広げ乗せる。
- 右パンを揺らしてDを鍋底から剥がす。
- 左パンのBの野菜が柔らかく蒸しあがったら、Aの上からコテで押しつぶす。
- 左パンの横からコテを差し入れ、Bの肉がきつね色にいい感じで焼き上がったら火を止める。
- 左パンからホイルの両端を持ち上げ右パンの上に移動、慎重にホイルを傾けCの上にB,Aを滑り落として合体させ火を止める。上からA,B,C,Dの階層になる。
- 皿を右パンの上に被せ、ひっくり返して皿に移動する。上からD,C,B,Aの階層になる。
- 仕上げにEのトッピングをして完成。